探究入試の入学後追跡調査|ミスマッチを防ぐ5つの評価指標

総合型選抜や学校推薦型選抜で探究成果を評価しても、入学後の学びまで追わなければ、選抜基準が大学の教育目標と結び付いていたかは分かりません。追跡調査の目的は、入試区分の優劣を決めることではなく、選抜、初年次教育、学生支援を改善することです。
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探究入試の追跡調査で確認する5つの指標
| 指標 | 確認例 |
|---|---|
| 学修成果 | 単位取得、GPA、レポート・研究の評価、学年ごとの変化 |
| 学習行動 | 授業参加、図書館・学習支援の利用、主体的な研究活動 |
| 適応と継続 | 所属感、相談状況、休学・退学・転学部の検討 |
| 探究経験の接続 | 高校時代の問いや方法が大学の学びでどう変化したか |
| 進路と満足度 | 進路選択、学びへの納得、大学・学部の推奨意向 |
比較可能な調査を設計する
- 入学時に期待、学習経験、志望理由の基準値を取る
- 学期・学年ごとに同じ指標を継続して測る
- 入試区分だけでなく学部、年度、入学時学力などの違いを考慮する
- 数値だけでなく、面談、ポートフォリオ、振り返り記述を組み合わせる
- 結果を個人の選別ではなく、教育改善へ使う目的と取扱範囲を明示する
結果を入試と入学後教育へ返す
追跡結果は、評価項目の配点を変えるだけでなく、入学前教育、初年次ゼミ、メンタリング、学修相談へ反映します。高校側へは個人を特定しない形で、大学で生きた探究経験と不足しやすい準備を共有すると、高大接続の改善につながります。
高校時代の探究成果を確認する
成果物だけでなく、問いの変化、調査方法、他者からのフィードバック、振り返りを同じ形式で残しておくと、入学後の変化を追いやすくなります。高校生の探究成果・実践事例や、TimeTactの探究記録・評価機能も設計の参考になります。
大学・高等教育関係者の方へ
高大接続・入試改革と探究評価を相談する
探究成果の評価、高校との接続、入試・広報での活用方法を整理してご案内します。
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【この記事の監修者】

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表
東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。













