探究学習では、興味のある言葉を決めるだけでは調査が進みません。テーマを、対象、場所、期間、変化、比較などの視点で具体化し、情報を集めて考察できる「問い」に変える必要があります。

テーマと問いの違い

「地域活性化」や「生成AI」はテーマです。そこから「誰にとって、どのような課題があり、何を明らかにしたいか」を言語化すると問いになります。最初から完璧な問いを求めず、調査と対話を通じて更新する前提で設計します。

問いが作れない生徒への支援

身近な違和感、困った経験、気になったニュースを出発点にし、事実と意見を分けます。教師は答えを示すのではなく、「誰の立場で考えるか」「比較すると何が見えるか」「確かめるには誰に聞くか」と問い返します。

問いづくりを深める記事

良い問いを見直す観点

授業では、答えが一つに決まらないこと、資料や観察で検証できること、生徒自身が理由を持って選んだことを確認します。調査後に問いが変わった場合も、失敗ではなく学びの進展として記録します。

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【この記事の監修者】

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。