株式会社Study Valleyは、経済産業省が主催する、第12回「キャリア教育アワード」で経済産業大臣賞(最優秀賞)を受賞いたしました。
経済産業省が主催する「キャリア教育アワード」は、企業等による優れた教育支援活動の成果を広く社会で共有し、こうした活動をさらに促進することを目的として創設され、平成22年度より実施されています。
過去の経済産業大臣賞には、株式会社ファーストリテイリング(第11回)や株式会社 日本HP(第9回)、阪急阪神ホールディングスグループ(第8回)などが名を連ねています。
キャリア教育の諸課題を「TimeTact」で解決。今後の展開にも期待の声
Study Valleyの学校と社会を繋ぐ探究学習プラットフォーム「TimeTact」を使った探究学習へ取り組みは、従来のキャリア教育の課題であった「出張授業などで企業の負担が大きく、学校側にも継続的な企業理解を深める時間がない」問題を、ICTの活用によって解決している点、企業の活きた課題を用いた課題解決型学習である点、複数年にわたり、アウトカム評価を含めた定量的なKPIによるPDCAサイクルが行われている点などが高く評価されました。
また、TimeTactの機能拡充や、学習ログによるキャリア教育へのデータ活用の可能性などにも期待の声をいただいております。
「キャリア教育」とは・・・「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」を指します。職業に直接触れる体験だけでなく、国語・算数・理科などの授業の内容と実社会とのつながりを理解させる活動なども含まれます。
「探究学習」とは・・・2022年4月から高校で必修化。変化の激しい社会に対応できる、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にした学習で、①問題設定、②情報の収集、③分析、④まとめ・表現、というプロセスを繰り返すプロジェクト型の学習です。企業や地域と商品開発に取り組む、大学と連携して研究を行うなど、各地で特徴ある取り組みが生まれています。
「TimeTact」とは・・・「探究学習」×「社会とのつながり」を実現するプラットフォームです。教員の皆様へ負担を軽減し探究学習の実践をサポートすると同時に、社会(企業)との連携により探究学習の成果物へ、フィードバックを受けることができます。
キャリア教育アワードとは
キャリア教育アワードは、企業等による優れた教育支援活動の成果を広く社会で共有し、こうした活動をさらに促進することを目的に、平成22年度より経済産業省により行われているアワードです。
キャリア教育アワードの趣旨
子どもや若者たちの育成は、学校だけに限らず、企業や地域が連携し、社会全体で取り組んでいくべき課題です。人生100年時代が到来する中で、個人が自らの問題意識を持ち、学び、働くことを通じて、自らの「羅針盤」をもってキャリアを構築していくこと(キャリア・オーナーシップを持つこと)が、ますます重要になっています。
キャリア教育では、これまでにも増して教育効果の向上が必要であり、「学習内容と社会とのつながり」が実感できるものを教育現場に継続的に提供し続けること、そのために、企業と学校関係者が密接に連携することが求められます。
そのようなキャリア教育に積極的に取り組んだ企業等を顕彰し、活動を広めるためにキャリア教育アワードが創設されました。
参考「第12回「キャリア教育アワード」及び 第11回「キャリア教育推進連携表彰」を実施します」(経済産業省,2022年12月15日参照)
第12回 キャリア教育アワード授業企業一覧
経済産業大臣賞(大賞) | 大企業の部:鹿島建設株式会社 「未来の社会を考える探究型プログラム『100 年を創造するチカラ』」 |
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経済産業大臣賞(最優秀賞) | 中小企業の部:株式会社ガイアックス 「ガイアックス起業ゼミ ~起業をテーマにした“ホンモノの”探究学習~」コーディネーターの部:株式会社Study Valley 学校と社会を繋ぐ探究学習プラットフォーム「TimeTact」 |
優秀賞 | 大企業の部:ミサワホーム株式会社/株式会社ミサワホーム総合研究所/トヨタ自動車株式会社/一般社団法人ハッシャダイソーシャル 中小企業の部:株式会社ミエタ/一般社団法人ウィルドア/認定NPO法人ETIC./City Wanderer コーディネーターの部:キャリア支援グッジョブうるま企画運営コンソーシアム/一般社団法人夢らくざプロジェクト |
奨励賞 | 大企業の部:株式会社ファンケル 中小企業の部:ひふみコーチ株式会社 コーディネーターの部:つながるプロジェクト/LiLi 株式会社 |
過去のキャリア教育アワード受賞企業はこちら
第11回(2021年度)|経済産業大臣賞:株式会社ファーストリテイリング ほか
第10回(2019年度)|経済産業大臣賞:該当なし
第9回(2018年度)|経済産業大臣賞:株式会社 日本HP ほか
第8回(2017年度)|経済産業大臣賞:阪急阪神ホールディングスグループ ほか
第7回(2016年度)|経済産業大臣賞:式会社博報堂 ほか
第6回(2015年度)|経済産業大臣賞:積水化学工業株式会社 ほか
第5回(2014年度)|経済産業大臣賞:MSD株式会社 ほか
第4回(2013年度)|経済産業大臣賞:ソニー生命保険株式会社 ほか
第3回(2012年度)|経済産業大臣賞:シャープ株式会社 ほか
第2回(2011年度)|経済産業大臣賞:シャープ株式会社・NPO法人気象キャスターネットワーク ほか
第1回(2010年度)|経済産業大臣賞:パナソニック株式会社ほか
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