探究学習

探究テーマを「自分ごと化」して主体的な探究を実現する8つのフェーズを徹底解説!SDGsを例に、先生からの問いかけ例も紹介

生徒が探究に主体的に取り組んでほしい
探究テーマを自分ごととして捉えてもらうにはどうしたら良いのか?

私たち Study Valleyは「社会とつながる探究学習」を合言葉に、高校の先生や塾の先生方へ、探究学習を効果的に行えるICTツールの提供や、コンサルティングサービスを行っています。

先生方とお話する中で、冒頭のようなご相談をよくいただきます。

この記事では、生徒が探究学習を「自分ごと化」するための理論的な枠組みを、探究学習のテーマとして人気のSDGsを例に紹介します。

枠組みは4段階・8つのフェーズから構成されており、それぞれの過程で効果的な働きかけについても解説します。

生徒が探究学習を自分ごととして捉え、「主体的・対話的で深い学び」を実現できるヒントになれば幸いです。

目次
なぜ「自分ごと化」が重要か?
・「主体的・対話的で深い学び」の実現につながる
・働く上でも「自分ごと化」が成功の鍵になる
「自分ごと化」のための枠組み
1.認識段階
フェーズ1「認知する」
フェーズ2「理解する」
2.対象化段階
フェーズ3「当てはめる」
フェーズ4「貢献する」
3.ステークホルダー段階
フェーズ5「ステークホルダーに当てはめる」
フェーズ6「ステークホルダーとの関係を捉え直す」
4.システム段階
フェーズ7「既存のシステムを捉え直す」
フェーズ8「システムにおけるあり方を捉え直す」

この記事は、個人・組織におけるSDGs活動の「自分ごと化」をテーマとした石井雅章氏の論説「システムから捉える SDGs の「自分ごと化」のフェーズ(共生科学 (Journal of Kyosei Studies) 第11巻. 2020)」を参考に、探究学習の現場で応用できるように編集部で執筆したものです。「自分ごと化」フェーズの詳細については、石井氏の論説をご参照下さい。

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なぜ「自分ごと化」が重要か?

まずは、探究学習において、生徒がテーマや課題を自分ごと化することがなぜ重要なのかを解説します。

探究学習の自分ごと化が重要な理由は、以下の通りです。

「主体的・対話的で深い学び」の実現につながる
働く上でも「自分ごと化」が成功の鍵になる

「主体的・対話的で深い学び」の実現につながる

探究学習を自分ごと化することは、「主体的・対話的で深い学び」を実現するために重要です。「主体的・対話的で深い学び」は、次のように解説されています。

①学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげる「主体的な学び」が実現できているか。

②子供同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深める「対話的な学び」が実現できているか。

③習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう「深い学び」が実現できているか。

引用:​​幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申) *強調は編集部

以上の解説のうち、「自分ごと化」が関係しているのは「主体的な学び」に関する①の解説です。①では、学ぶことを自己のキャリア形成と結びつけることが「主体的な学び」とされており、まさに「自分ごと化」と言い換えることができます。

したがって、「主体的・対話的で深い学び」を実現するための一歩として、学習の自分ごと化は不可欠なのです。

働く上でも「自分ごと化」が成功の鍵になる

学習においてだけではなく、生徒が将来社会に出て働く際にも「自分ごと化」が成功の秘訣になります。

従業員が仕事を「自分ごと化」していることで、顧客満足度の高い店づくりに成功していると言われているスターバックスを例に見てみましょう。

スターバックスは、​​会社が大切にする価値観と、個人が大切にする価値観が重なって共感が生まれることを重視しています。このことが、従業員の「スターバックスと共に成長したい」という思いを喚起しています。

したがって、従業員は働いてお金を稼ぐということを越えて、「顧客や店舗、地域のために何かをしたい」という強い欲求を持って働いています。仕事を単なる作業ではなく「自分ごと化」しているのです。

そうすることで、ドリンクカップにメッセージをつけたり、待っている顧客に話しかけたりと、マニュアルにはない自発的な行動が生まれています。このことが、スターバックスのブランドに繋がっています。

このように、自分ごと化は仕事においても重要であり、いきいきと働いて組織に貢献するために役立ちます。

「自分ごと化」のための枠組み

引用:システムから捉える SDGs の「自分ごと化」のフェーズ

「自分ごと化」が重要な理由を解説してきました。しかし、探究学習で実際に「自分ごと化」を促すことは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここからは「自分ごと化」のための理論的な枠組みを紹介します。

この枠組みは、4つの段階と8つのフェーズで構成されています。それぞれの段階・フェーズについて、探究学習のテーマとして人気のSDGsを例に解説していきます。

1.認識段階

まず初めの段階は、「認識段階」です。この段階は、フェーズ1「認知する」とフェーズ2「理解する」によって構成されます。

フェーズ1「認知する」

フェーズ1「認知する」は、探究テーマの存在を認知するフェーズです。「SDGsというものがある」ということを知る過程となります。

存在を知らずに行動を起こすことはできないため、まずはテーマの認知を促進することに注力しましょう。例えば、講師を呼んで講演を行い、SDGsにまつわる課題にはどのようなものがあるのかを発見する、といったことが考えられます。

フェーズ2「理解する」

フェーズ2「理解する」は、テーマの中身を理解する過程です。SDGsのビジョンや方向性について理解します。

テーマをどのように理解するかによって、探究学習の取り組みや起こすアクションは変わります。したがって、理解フェーズは「自分ごと化」において重要な過程となります。

認識段階のまとめ

このように、認識段階ではテーマの存在を認知し、内容を理解していきます。課題設定の前段階にあたると言えます。

この段階で有効な探究活動は、調べ学習や講師による講演などです。調べ学習によって興味を持てそうなテーマを手当たり次第探すことや、講演を通して知らなかった課題の発見やテーマの内容理解を促すことが大切です。

1.認識段階
フェーズ1「認知する」
問いかけ例:SDGsという言葉の意味はなんですか?どんな目標がありましたか?

生徒:SDGsの意味、どんな目標があるのかを授業で知った。

フェーズ2「理解する」
問いかけ例:SDGsが提唱される背景には、どのような社会的・歴史的背景がありますか?

生徒:なぜSDGsが必要になったか、なぜ考え取り組むべきかが分かった。

取り組み例
調べ学習、講演、映像学習など

2.対象化段階

第二の段階は、「対象化段階」です。フェーズ3「当てはめる」とフェーズ4「貢献する」で構成されます。

フェーズ3「当てはめる」

フェーズ 3「当てはめる」では、関心を持ったSDGs目標を生徒たちのやりたいことや関心があること、学んでいることに当てはめます。生徒のやりたいことや学んでいることを書き出すなどし、SDGsのそれぞれのゴールとの繋がりを考えます。

例えば、生徒が「海」に興味がある場合、それをSDGsのゴール14「海の豊かさを守ろう」と結びつけ、海を守るための取り組みを検討するということが考えられます。

フェーズ4「貢献する」

フェーズ 4「貢献する」では、生徒が学んでいることの中から、SDGs の目標達成に貢献できる可能性があるものを紐付けます。例えば、学校でペットボトルを回収してリサイクルに出しているが、これをもっと広めてゴール14「海の豊かさを守ろう」に貢献できないか、などと考えます。

一見フェーズ3「当てはめる」と似ていますが、生徒のやりたいこと・学んでいることにSDGsを当てはめるだけのフェース3から、フェーズ 4「貢献する」では、「どのような貢献可能性があるか?」という視点が加わります。

対象化段階のまとめ

この段階では、SDGs を対象化し、自分と SDGs を二者関係で捉える点に特徴があります。

具体的な作業としては、自分が考えたことや、派生して思いついた疑問やアイデアなどを書き出すなどして可視化し、それをSDGsと結びつけることが有効です。個人で行う場合はウェビングマップ(マインドマップ)、グループで行う場合はブレインストーミングやKJ法が役立ちます。

また、生徒の探究では企業のように事業を行うわけではないため、フェーズ 4「貢献する」は厳密に考える必要はないでしょう。なぜ自分がそれを探究したいのかを、自分の経験や性格に基づいて言語化できていれば、「自分ごと化」を行うには十分かもしれません。

2.対象化段階
フェーズ3「当てはめる」
問いかけ例:自分が学んでいることや関心があることとSDGsはどのような関係がありますか?接点はありますか?

生徒:私が好きなものを書き出してみた。私は美しい海に興味があるが、SDGsのゴール14には「海の豊かさを守ろう」というものがある。世界でも海に関する課題があるんだな。

フェーズ4「貢献する」
問いかけ例:あなたがSDGsに貢献できそうなことはありますか?(なぜ貢献したいと思いますか?)

生徒:学校でペットボトル回収を行っている。このような活動はゴミの削減につながり、海の豊かさに貢献しているかもしれない。他には何ができるだろうか?

取り組み例
ウェビングマップ(マインドマップ)、ブレインストーミングで関心ごとなどを書き出す、KJ法で分類する。SDGsと関わりがあるもの、貢献できそうなものを探す。

3.ステークホルダー段階

ステークホルダー段階は、自分だけではなく、自分以外の人や組織がSDGsとどのように関わっているのかを考えます。

ここまでの段階では自分とSDGsの関係を考えてきましたが、ステークホルダー段階ではより視野を広げて捉えます。

ステークホルダーとは・・・人や組織などの利害関係者を指す言葉。一般的には企業における顧客、販売先、仕入先、従業員、株主などのことを指す。この記事では生徒を中心に捉えなおし、生徒を中心とする学校や家族、地域社会の事と読み替えている。

フェーズ5「ステークホルダーに当てはめる」

フェーズ5「ステークホルダーに当てはめる」では、自分と​​密接な関係のある人や組織と SDGs の関係を捉えます。

例えば、海の環境保全が成功あるいは失敗すると、自分・家族・地域・さらに広い範囲の人(海産物を販売している都市部、観光客、海洋生物など・・・)はどのような影響を受けるかといったことを考えます。

この段階で、地元経済への影響など、「海の環境保全」以外のテーマも浮かんでくる可能性があります。

フェーズ6「ステークホルダーとの関係を捉え直す」

フェーズ6「ステークホルダーとの関係を捉え直す」では、自分と周囲の人々の関係を SDGs の視点から捉え直します。人や組織と SDGs の結びつきに着目するのではなく、人や組織との間の「関係性」を SDGs の観点から捉えます。

例えば、海の環境保全という課題に、自分だけでなく他の生徒、家族、地域住民、外部から訪れる人が、いまどのように関わっているか?あるいは関わっていないか?を考察することが考えられます。

ステークホルダー段階のまとめ

ステークホルダー段階では、自分以外の人や組織にも視野を広げてSDGsとの関係を捉えます。このため、テーマを多角的にとらえることが求められます。

したがって、異なる立場の人へのインタビューや、書籍や報道などの多様なメディアから情報を得ることを促すことが効果的です。また、「他にどんな影響が考えられるか?」といった声掛けを行うことも重要です。

参考記事
>探究学習の情報の収集方法12パターンを解説
>探究学習「情報の収集/整理・分析」に使えるリンク集【無料】

3.ステークホルダー段階
フェーズ5「ステークホルダーに当てはめる」
問いかけ例:そのSDGsの課題は、自分の周りの人や組織にどのような影響を与えますか?

生徒:地元の海の汚染が進んだら、漁ができなくなって漁師さんに影響が出るかもれない。夏には観光客も訪れているが、その人たちが来なくなったら、地元のお店が閉店してしまうかもしれない。

フェーズ6「ステークホルダーとの関係を捉え直す」
問いかけ例:SDGsの課題に対し、ステークホルダーはどのように関わっていますか?

生徒:海の環境を保全するという視点から、その影響を受ける人達は、問題にどのように関わっているだろうか。学校ではペットボトル回収をしているけど、海にはペットボトルをはじめゴミがたくさん落ちている。これは誰が捨てたものか?どこから来たものか?また汚染の原因は他にもあるか?自分も含め住民が出す生活排水の影響は?

取り組み例
インタビューや、書籍や報道などの多様なメディアから情報を得る。「○○の立場から考えたらどうだろう?」など多角的な考察を促す。

4.システム段階

システム段階では、自分が置かれたシステムとSDGsの関係性を捉えます。

SDGs を達成するには、自分や周囲の人々を SDGs の観点から見直すのみならず、自分が置かれたシステム自体を包括的に見直す必要があります。

フェーズ7「既存のシステムを捉え直す」

フェーズ7「既存のシステムを捉え直す」では、自分や周囲の人々が置かれたシステムをSDGsの観点から見直します。

私たちは「生産→製造・加工→流通→消費」というフードバリューチェーンの中にいるが、その過程で海洋を守る取り組みは行われているか、あるいは海洋に悪影響を与えていないかといったことをチェックします。

フェーズ8「システムにおけるあり方を捉え直す」

フェーズ8「システムにおけるあり方を捉え直す」では、システムの中での自己や周囲の人々のあり方について考えます。

例えば、漁や生活・産業排水などの人間の活動は、海洋システムにどのような影響を与えているかなどを見直します。それを基に、システムの中の一員としてどのようにあるべきかを考えていきます。

システム段階のまとめ

ステークホルダー段階では自分→自分の周囲へと想像の範囲を広げましたが、システム段階ではシステム全体を捉え直します。

SDGsが目指すのは、システムを持続可能なものに変容させることです。これは、「実社会や実生活と自己との関わりから見出」した問いに取り組んで「新たな価値を創造し、よりよい社会を実現しようとする態度を養うこと」という探究学習の目的とも呼応します。

ただし、システムの変容は容易なものではありません。限られた探究の時間では、システム全体の課題のうちほんの一部しか認識できない、取り組めないということがむしろ普通です。

システムの変容という大きな成果には辿り着けなくても、「自分ごと化」ができていれば次の探究に主体的に取り組めるようになります。したがって、最終的な成果のみならず、テーマをいかに「自分ごと化」できたかという過程にも注目して評価を行いましょう。

4.システム段階
フェーズ7「既存のシステムを捉え直す」
問いかけ例:私たちを取り巻くシステム自体に、SDGs達成のハードルになる課題はありますか?

生徒:学校はゴミ箱の設置や定期的な清掃、啓発運動があり、ゴミ回収の仕組みができているが、海の周辺ではそれがなく、ゴミが路上や海岸周辺に廃棄されているようだ。またプラスチックゴミは分解されず、いつまでも汚染の原因になり続けてしまうため影響が大きい。

フェーズ8「システムにおけるあり方を捉え直す」
問いかけ例:目標達成に近づくために、そのシステム自体を改善する方法はありますか?そもそも、システムのあるべき姿・理想の姿はどのようなものだと思いますか?

生徒:海周辺でも継続的にゴミを回収できる仕組みが作れないか?または、海岸周辺の店舗では、万が一廃棄されても分解される生分解性の容器を使用するなどのルール変更ができないか?

取り組み例
インタビューや、書籍や報道などの多様なメディアから情報を得る。個人→学校→地域社会、といった大きな視野から全体を捉えることを促す。

まとめ

探究学習を自分ごと化するための枠組みを、SDGs探究を例に解説しました。

1.認識段階
フェーズ1「認知する」
フェーズ2「理解する」
2.対象化段階
フェーズ3「当てはめる」
フェーズ4「貢献する」
3.ステークホルダー段階
フェーズ5「ステークホルダーに当てはめる」
フェーズ6「ステークホルダーとの関係を捉え直す」
4.システム段階
フェーズ7「既存のシステムを捉え直す」
フェーズ8「システムにおけるあり方を捉え直す」

まずはテーマを認識して自分との繋がりを考え、徐々に自分の周囲やシステム全体との関係を捉えていきます。自分や周囲の環境と探究テーマとの結びつきを理解できれば、探究学習を自分ごととして捉えることができます。

「自分ごと化」ができれば、「主体的・対話的で深い学び」の実現に繋がるため、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

 

参考リンク
>システムから捉える SDGs の「自分ごと化」のフェーズ|共生科学 (Journal of Kyosei Studies) 第11巻. 2020
>表面的な変化ではなく、トランスフォームを目指す「SDGs」|講談社
>マニュアルのないスターバックスは、なぜエンゲージメントを高められるのか(前編)|日本の人事部
>探究学習の情報の収集方法12パターンを解説|Far East Tokyo
>探究学習「情報の収集/整理・分析」に使えるリンク集【無料】|Far East Tokyo

ABOUT ME
この記事を書いた人:Study Valley 編集部
探究No.1メディア”Far East Tokyo”編集部です!執筆陣は、教育コンサルタント、元教員、教育学部大学院生など、先生方と同じく、教育に熱い思いを持つStudy Valleyのスタッフ陣です。子どもたちがわくわく探究する姿を思い浮かべながら制作しています!先生方のお役に立ちますように。Twitterフォローで記事更新情報が届きます。
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【この記事の監修者】

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。