生徒のやる気を引き出す探究の目標がほしい
探究の成果を専門家に評価してもらえる機会はないかな
探究に一生懸命取り組んでいる同年代の仲間と出会わせてあげたい
私たちStudyValleyは「社会とつながる探究学習」を合言葉に、高校の先生や塾の先生方へ、探究学習を効果的に行えるICTツールの提供や、コンサルティングサービスを行っています。
先生方とお話する中で、冒頭のようなご相談をよくいただきます。
このようなお悩みには、探究学習の成果を応募できる大会やコンテスト、アワードが一つの解決になるかもしれません。
この記事では、探究学習の成果を応募できる大会やコンテストを紹介します。大会の紹介に加え、大会に参加するメリット・注意点についても解説します。
さらなる生徒の成長を促す機会として、ぜひ大会やコンテストへの参加を検討してみてください。
目次
大会に参加するメリット
・探究学習で目指す目標が明確になる
・専門家からのアドバイスを得ることができる
・他校の生徒から刺激を受けられる
大会参加の注意点
探究学習成果を応募できる大会・コンテストの紹介8つ
SDGs探究の成果を応募できる大会・コンテスト9つ
探究力を発揮して参加できる大会・コンテスト
【高校の探究担当の先生へ】
当メディアを運営する私たちStudy Valleyは「社会とつながる探究学習」を合言葉に、全国の高等学校様へ、探究スペシャリストによる探究支援と、社会とつながるICTツール「高校向け探究学習サービス『TimeTact』」を提供しています。
現在、探究に関する無料相談会を開催中です。探究へのICT活用や外部連携にご興味ある方、お気軽にご連絡下さい。ご予約はこちら(2024年3月現在、問い合わせが急増しております。ご希望の方はお早めにご連絡ください)。
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大会に参加するメリット
探究学習の成果を応募できる大会を紹介する前に、大会に参加するメリットを解説します。
探究学習の目標が明確になる
大会への出場を決めることで、探究学習において目指す目標が明確になります。
探究学習を行うにあたり、最終成果物を何にするか、何を目標にすべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。このような場合、大会への参加を目標にすることも一つの選択肢です。
多くの大会では、審査基準や過去の受賞事例を公表しています。生徒の探究テーマやレベルに合った大会への参加を決めて探究学習を行えば、目指す目標をはっきりと意識することができます。
専門家からのアドバイスを得ることができる
大会に参加すると、生徒の取り組みに対する専門家からのアドバイスを得られます。
大会には、大学教授や企業の経営者などが審査員として参加しています。各分野の最前線で活躍する専門家からフィードバックを受けられるため、探究学習の質をさらに高めるための展望を持つことができます。
※全ての応募作品がアドバイスを貰えるとは限りません。詳細は各大会の要項をご確認下さい。
他校の生徒から刺激を受けられる
大会に参加することで、他校の生徒から刺激を受けることができます。
大会に参加する生徒は探究学習へのモチベーションが高く、ハイレベルな取り組みを行っています。大会を通してそのような生徒に出会えば、「自分と同じように探究をがんばっている仲間がいるんだ」「自分は学校内では高いレベルでも、学校の外にはもっと頑張っている生徒がいるのだ」という気づきになります。それをきっかけに、さらなる高みを目指そうという意欲が喚起されます。
大会参加の注意点
大会の参加には多くのメリットがある一方で、注意点もあります。
大会への参加にあたり注意すべきなのは、成果物を作り上げるまでの過程にも注目することです。
大会に挑戦するとなると、応募する成果物の質や大会の結果に目が行きがちです。しかし、応募するまでの過程においても多くの学びがあります。
「成果物ができるまでにどのような課題があったのか」「課題を乗り越えるために何を考えたのか」など、学びのプロセスを見落とさないように注意しましょう。
探究学習成果を応募できる大会・コンテストの紹介19個
ここからは、探究学習の成果を応募できる大会・コンテストを紹介します。
*2022年1月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
自由すぎる研究EXPO
詳細:自由すぎる研究EXPO
主催 | 株式会社トモノカイ |
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対象者 | 最終結果発表(2023年8月)時点で中学校、中等教育学校、高校、高専、定時制高校、通信制高校、インターナショナルスクールのいずれかに在籍している方 |
審査の流れ | ・6月ごろ 1次審査 ・7月上旬 2次審査 ・8月上旬 最終審査 |
自由すぎる研究EXPOではテーマの制限がなく、探究学習に取り組んだ全国の高校生が集まり、活動を発表します。社会の第一線で活躍する様々な業種の企業・大学の専門家が高校生の探究の賞賛をするコンテストです。
以下は2023年度に受賞した作品タイトルの一例です。
金賞
・ゾンビボルボックスの”マイクロ電池”化
・探究の手法とその拡散方法の研究-探究道場の全国展開を通して-
・身体の性別が女性であることに違和感を持つ中高生のための胸つぶしを作る
・冬野菜で家族の絆を深める〜気持ちを共有するための植物活用〜
全国高校生マイプロジェクトアワード
引用:マイプロジェクト
主催 | 全国高校生マイプロジェクトアワード実行委員会 |
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対象者 | 最終結果発表(2023年8月)時点で中学校、中等教育学校、高校、高専、定時制高校、通信制高校、インターナショナルスクールのいずれかに在籍している方 |
審査の流れ | 1. 書類選考(プロジェクトに関する設問) 2. 動画選考(プレゼンテーション) 3. 全国Summit(プレゼンテーション) |
マイプロジェクトアワードでは、探究学習に取り組んだ全国の高校生が集まり、活動を発表します。賞は最優秀賞/優秀賞といった括りではなく、「ベスト・オーナーシップ賞」「ベストコ・クリエーション賞」などが設けられています。このことから、プロジェクトの規模や成否よりも、主体性や協働性が重視されているとわかります。
以下は、2020年に実施された大会の受賞作品例です。
文部科学大臣賞、高校生特別賞(同時受賞)
「戦争の記憶を継承する」熊本県立八代高等学校
ベストオーナーシップ賞
「ファッションを通じて発達障害の子供達の社会性を伸ばす医療的プログラム」
私立聖学院高等学校
詳細:マイプロジェクト
全国高校生体験活動顕彰制度「地域探究プログラム」
主催 | 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 |
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対象者 | 日本在住の高校生及びそれに相応する学籍又は年齢にある者 |
テーマ | 地域探究 |
流れ | 1. オリエンテーション合宿 2. 実践活動 3. 地方ステージ(プレゼンテーション) 4. 全国ステージ(プレゼンテーション) |
まずはオリエンテーション合宿に参加し、フィールドワークを行いながら地域理解や課題解決のプロセスを学びます。合宿は、全国の青少年教育施設や学校周辺の施設で行われます。合宿後は地域での実践活動を行い、活動の報告書を提出すると地方ステージにエントリーすることができます。
以下は、2019年度に受賞した活動のタイトル例です。
全国高校生体験活動顕彰制度審査委員会審査委員長賞
「地元の無農薬野菜の生産農家を知る 無農薬野菜の生産農家を探訪し、食と農業についての理解を深める」上富良野高等学校3年
中高生探究コンテスト
主催 | 一般財団法人 ソーシャル・ビジネス・プラットフォーム |
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対象者 | 中学生・高校生または相応する年齢の方 (グループ・個人どちらでも可) |
テーマ | 自分の好きなこと・ワクワクを究めた「好き部門」 身の回りや社会の困りごとと向き合った「困りごと部門」 |
審査の流れ | 1. 書類審査(応募者の基本情報・探究内容をまとめたデータ) 2. 動画審査(プレゼンテーション) 3. 最終審査(プレゼンテーション) |
中高生探究コンテストは、全国の中高生が学校で取り組んだ探究について発表し、競い合います。自分の好奇心を探究する「好き部門」、自分や誰かの困っていることについて探究する「困りごと部門」が設けられています。
特に、自分の好奇心を満たすための探究が評価される「好き部門」が特徴的です。探究学習では、SDGsや地域など社会に目線が向くテーマも多いですが、「好き部門」が対象とする探究学習ならば、誰かのためではなく自分のための探究ができます。
各部門で想定されるテーマは以下の通りです。
「好き部門」
・BTSは、なぜ世界的に人気になったのか?〜全米1位の背景と意義〜
・世界中のバス停の特徴をグーグルマップで比較してみた
「困りごと部門」
・子宮頸がんの予防と早期発見のために
・通学鞄の重さ軽減を目指し、必要のない教材の持ち帰りをなくすサービス
「算数・数学の自由研究」作品コンクール
主催 | 一般財団法人 理数教育研究所 |
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対象者 | 小学生/中学生/高校生 |
テーマ | 以下の内容をレポートにまとめる。 ・日常生活や社会で感じた疑問を算数・数学の力を活用して解決する ・算数・数学の学びを発展させて新たな数理的課題を探究する中で気づいたこと・わかったこと・自らの解決の方法 など |
算数や数学に関わる探究をまとめたレポートが審査の対象です。「研究の動機や目的」「研究の方法や内容」などをA4用紙の片面10枚以内にまとめることが求められます。このため、大学進学後のレポートや論文作成の練習にもなります。
以下は、2020年度に受賞した作品タイトルの一例です。
中央審査委員奨励賞 高等学校の部
・トランプゲーム「ダウト」 いつダウトといえばよいか
金沢大学附属高等学校
・4次元折り紙 広島大学附属高等学校
詳細:作品コンクール 第9回(2021年度) – 応募要項
「科学の芽」賞
主催 | 筑波大学 |
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対象者 | 全国(海外を含む)の小学校3学年~、中学校、義務教育学校、高等学校(高等専門学校3年次までを含む)、中等教育学校、特別支援学校の個人もしくは団体 |
テーマ | 自然現象の不思議を発見し、観察・実験して考えたことをまとめる。 素直な疑問や発見があるもので、この一年間で新しく発見したことを中心にまとめた作品を募集する。 |
科学に関する探究内容をまとめたレポートが審査される賞です。「科学の芽」という名前の通り、自然現象に接する中での小さな疑問を起点とすることが想定されています。「科学の芽」を伸ばすことが目的であり、完成された研究であることは求められていません。
2021年度に受賞したレポートのタイトル例は、以下の通りです。
高校生部門
・温め方の違いによるビタミンCの量 山梨県立韮崎高等学校
・形態と生態からみたチョウの飛翔 愛媛県立松山南高等学校
詳細:「科学の芽」賞
マイナビキャリア甲子園
主催 | 株式会社マイナビ 未来応援事業本部 学生の窓口事業部 |
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対象者 | 高校生学年不問 |
審査の流れ | 書類審査、プレゼン動画審査、準決勝、決勝 |
マイナビキャリア甲子園は高校生学年不問型ビジネスコンテストです。
協賛企業が出題したテーマに対し高校生はチームを組み、好きな企業テーマにエントリー。書類審査、プレゼン動画審査、準決勝と戦っていき、企業代表チームを目指します。協賛企業ごとに企業代表チームを決定し、最後は企業代表チーム同士の戦いとなる決勝戦を開催。
マイナビキャリア甲子園は幅広い高校生の挑戦を受け付けるために自分の意思で参加する「個人応募」と高校のプログラムで参加する「学校応募」の2種類のエントリー方法が用意されています。
学校応募からエントリーすると、学校で使えるマニュアルやオンライン動画教材をもらうことができ、授業内クラス単位で大会から与えられたテーマをもとに探究学習を行うことができます。
なお、総合優勝チームには100万円分の海外旅行研修ツアーが贈呈されます。
受賞例
2021年度総合優勝チーム 真和高等学校「GRAY」リンク
詳細:マイナビキャリア甲子園
全国探究コンテスト2021
主催 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
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対象者 | 全国の中学校・高等学校の先生 |
審査の流れ | 1次審査・2次審査 |
「高校生の取り組みを少しでも披露できる場を作りたい」との想いから全国の『探究ナビ』『探究ナビBasic』ご採用校を対象に「全国探究コンテスト2021」が開催されました。
高校生の探究学習などの取り組みが審査され、決勝校は実際にzoomを通して発表を行います。
2021年度コンテスト当日は、約1700組の応募のうち、1次審査・2次審査を通過した10組の中高生に探究の成果発表が行われました。
受賞例 2021年グランプリ
「現代における商店街の新しい在り方を探る~灘中央市場のコミュニティへの参加を通して~」兵庫県 兵庫県立長田高等学校
国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト
主催 | 公益社団法人 青年海外協力協会内 JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト全国運営事務局 |
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対象者 | 中高生 |
審査の流れ | 提出されたエッセイの審査 |
本コンテストは、次の世代を担う中学生・高校生を対象に、開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中で日本、そして自分たち一人ひとりがどのように行動すべきかを考えることを目的として実施されています。
年度で指定されるテーマに合わせて、指定文字数エッセイを書きます。2022年度のテーマは「世界とつながる私たち-未来のための小さな一歩-」です。
探究学習のひとつの成果物と位置付けることで生徒の目標、モチベーションアップに活用できます。学校の実践事例は下から。
コンテスト活用事例:
https://www.jica.go.jp/hiroba/teacher/report/mail_magazine/2018/jhqv8b0000029yzf-att/201804.pdf
受賞例
独立行政法人国際協力機構理事長賞
野中 真里(山梨英和中学校 2年)
• ダブルの私にできること(PDF/127KB)
SDGs探究の成果を応募できる大会・コンテスト9つ
SDGs 探究 AWARDS
主催 | 一般社団法人 未来教育推進機構 |
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対象者 | 中学生/高校生/大学生/大学院生/短大生/高等専門学校生/専門学校生 |
テーマ | 世界の国や地域におけるSDGs達成のために、私たちができる、または実施しているアクションについて(日本など身近な問題への取り組みも含む) |
審査の対象 | ・エントリーシート ・作品のデータ |
募集期間 | 2021年12月1日〜2022年2月1日 |
SDGsをテーマとした探究について、ポスターや動画などの作品を通して競います。データのみでの選考となるため、「大勢の前でのプレゼンはハードルが高い…」という生徒でも応募しやすい大会です。
以下は、2020年に実施された大会の受賞作品例です。
中高生部門最優秀賞
「工業生の足踏み式消毒スタンド大作戦!!~新型コロナと戦う武器を広めたい~」機械科(工業部機械班)山形県立村山産業高等学校
中高生部門優秀賞
「気象データから見る衣替え-気候変動に伴った校則の改善を-」ころプロ 千葉県立船橋芝山高等学校
コカ・コーラ環境教育賞
引用:地域社会に貢献する次世代の育成を目指す「第27回コカ・コーラ環境教育賞」募集開始
主催 | 公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団 |
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部門・対象者 | ・活動普及部門 (対象:小中学生およびその指導者) ・企画・研究推進部門 (対象:高校生、高専生、大学生、大学院生およびそれら学生を活動主体とする非営利団体) |
テーマ | 活動普及部門 SDGs項目『14.海洋資源』に関連した課題への解決へ向けた取り組みをおこなう団体・個人の活動・企画・研究推進部門 コカ・コーラのサスティナビリティー戦略『資源』領域から、とくに「プラスチックのリサイクル・リユース」「食品ロスの削減」「食品廃棄物のリサイクル」の3項目のうち1つに関連し、その課題解決に寄与する取り組みや企画、研究など企画・研究推進部門 コカ・コーラのサスティナビリティー戦略『資源』領域から、とくに「プラスチックのリサイクル・リユース」「食品ロスの削減」「食品廃棄物のリサイクル」の3項目のうち1つに関連し、その課題解決に寄与する取り組みや企画、研究など*上記は2021年度の募集テーマ。年によって異なる |
審査の流れ | ・一次選考:書類審査の上、各部門最終選考ノミネート団体を選出 ・最終選考:オンラインもしくは動画でのプレゼンテーションを実施し、最優秀賞・優秀賞受賞団体を決定 |
この大会では、「実現可能性」や「汎用性(社会において幅広く活用性がある)」といった項目が選考基準に盛り込まれています。取り組みや企画を単に学校での学習として終わらせるのではなく、実際に形にできる可能性も問われるハイレベルな大会です。
以下は、2019年実施の大会で最優秀賞を受賞した団体です。
札幌市立屯田北中学校 科学部
→絶滅危惧種であるエゾホトケドジョウの保護活動を継続している。また学校近隣の調査や河川の水質調査、生物調査、屯田防風林のゴミ拾い活動による希少魚種の保護活動もおこなっている。
詳細:地域社会に貢献する次世代の育成を目指す「第27回コカ・コーラ環境教育賞」募集開始
高校生SDGsコンテスト
主催 | 日本経済新聞社 |
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対象者 | 高校生に限る。1校1チームのエントリー。 |
審査の流れ | 1. プレゼン資料審査→決勝チーム決定 2. 決勝大会 |
高校生が取り組むSDGsに関する研究成果を発表する場として「高校生SDGsコンテスト」を開催。お互いの成果に触れることでさらに学びを深めるきっかけを提供します。
2021年度最優秀賞 三田国際学園高等学校(東京都)
高校2年生に向けた性教育の授業を企画し、保健体育の授業内で対話を中心とした授業ができないか先生と話し合い、実現。
詳細:身近な疑問から世界を変えるーSDGsコンテスト最優秀賞
SDGs Quest みらい甲子園
主催 | 地域エリア別に実行委員会を組織 |
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対象者 | 対象エリア内の高校に通う高校1年生・2年生の構成するチーム |
審査の流れ | ■ 1次審査 提出されたプラン等による書類選考(12チームを選定) ファイナル(最終審査)の進出チームを決める1次審査は、実行委員による書類審査により実施します。 ■ 最終審査 1次審査時のデータに加え、新たに提出してもらうプレゼンテーション動画(5分以内)を元に、実行委員及び関係者で構成する審査会での審議により、各賞の受賞チームを選定します。 |
高校生が持続可能な地球の未来を考え行動するために、SDGsを探究し、社会課題解決に向けたアイデアを考える機会を創発し、そのアクションアイデアを発表・表彰する大会です
受賞例
2021年度大会 首都圏最優秀賞は関東学院高等学校『ヨコハマ探検隊』
一枚の地図から新たな気づきを-ロゲイニングを活かしたまちづくり-
詳細:https://sdgs.ac/team/556.html
詳細:SDGS QUEST
SDGsクリエイティブアイデアコンテスト
主催 | 株式会社朝日新聞社とアドビ株式会社 |
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対象者 | 全国の小中高校 |
審査の流れ | 審査団が受賞校を決める。受賞校は作品発表会をオンラインで開催し表彰を行う。 |
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、GIGAスクール(全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文科省の取り組み)の「1人1台」で表現する「SDGs達成に向けたクリエイティブな解決アイデア」を小中高校生から募集。全国の小中高校計100校以上から、1,500作品を超えるエントリーが寄せられ、審査団による厳正な審査の結果、各学年4校の受賞校が選ばれました。
「SDGs クリエイティブアイデアコンテスト2021」受賞校
◆高等学校部門(詳細はリンク先に)
N高等学校・S高等学校(東京都) TRANSFORMING OUR WORLD ―今考えたい ポイ捨てとゴミと地球の未来―
神奈川県立秦野高等学校(神奈川県) 教育のDXに伴うICT利活用授業でのUX向上のご提案
渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県) Connect Bottles! 〜SDG 12: 楽しくペットボトルをリサイクル!〜
東洋英和女学院 高等部(東京都) Clothes ~安さの裏側にある悲惨な現実と提案~
未来への挑戦 東京農大 SDGsコンテスト
主催 | 東京農業大学 |
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対象者 | 日本国内の高校に在籍している学生 ※個人応募 |
審査の流れ | 小論文を提出する。審査団によって最優秀賞、優秀賞、特別賞が決められる。 |
「SDGs」17の目標を1つと、東京農業大学が掲げる「学びのキーワード」を1つ以上選択し、地域社会をより良くするために自ら考えたこと、実際に取り組んでいること、学校で取り組んでいることを募集しています。
掲げられている「学びのキーワード」では、「料理」「医療」「環境保全」「多様性」などの全60のキーワードが用意されています。詳細はリンク先からご確認ください。
受賞例 (現在募集中のためなし)
【応募期間】 2022年7月20日(水)~9月20日(火)(必着)
関西SDGsユースミーティング
主催 | 関西SDGsプラットフォーム 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 |
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対象者 | 関西の学校に通う高校生以上の学生 |
審査の流れ | 一次審査→最終審査 |
関西をはじめ日本中でますますSDGsに注目が集まる中、関西の高校生以上の学生たちを対象に「関西SDGsユース・アイデアコンテスト」を開催。「いま私たちにできることは何か」をテーマにアイデアが募集されました。
受賞例 グランプリ
フードデポジット制度 細田 悠太 / エコール辻大阪
詳細:https://www.youth2030.jp/meeting/first/announcement.html
「STI for SDGs」アワード
主催 | 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) |
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対象者 | ・教育機関(高等学校、中学校等) ・地方自治体 ・民間企業 ・大学等(国公私立大学、高等専門学校、公設試験研究機関、国立研究開発法人等) ・公益法人 ・NPO等の非営利法人 ・自治会やサークル ・市民ネットワーク等 の団体 |
審査の流れ | 書類選考→面接選考→結果発表→表彰式 |
「STI for SDGs」アワードは、未来共創推進事業の一環として、科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)を用いて社会課題を解決する地域における優れた取組を表彰しています。
取り組みに用いるSTIについては、分野、用途、新規性、技術水準等の要件は設けておらず、既存の身近な技術をうまく活用している取り組みも対象となります。
そのため、学校活動でも、科学技術イノベーション(STI)を活用して社会課題解決に貢献していれば対象に含まれます。実際、校内の活動が表彰された事例もあります。
受賞例
デザイン思考をもとにSDGsの課題解決を目的としたロボット開発活動
団体名:追手門学院大手前中・高等学校 ロボットサイエンス部
SDGsクリエイティブアワードGOLD AWARD
主催 | SDGs クリエイティブアワード実行委員会 |
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対象者 | ・学生エントリー(小中高・大学・大学院・専門等) ・一般エントリー(生徒・学生以外の方) |
審査の流れ | 動画選考 |
サステナブルな未来のカタチ=「SDGs(エス・ディー・ジーズ:持続可能な開発目標)」の実現にむけて、世界が抱えている課題や、地域での協働アクションをあらゆる方法で表現した動画作品を募集。
言語の壁を超えた優れた映像作品をきっかけに、SDGsの普及啓発、そして世界中で対話やアクションを生み出すインパクトのある作品が表彰されます。
受賞例
第3回札幌市長賞:北海道旭川農業高等学校 放送局
「農業高校生が考え、行動するSDGs【1】旭川農業高校水稲班」SDG12
詳細:https://www.sdgs.world/news/1955.htmlリンク
探究力を発揮して参加できる大会・コンテスト
MONO-COTO INNOVATION
主催 | (C) CURIO SCHOOL |
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対象者 | 中高生、大学生 |
審査の流れ | (中高生部門) ▼予選 Day1:デザイン思考ワーク、予選テーマ説明、予選課題検討ワーク▼本選 Day1,2:チームビルディング、本選テーマ説明、本選課題検討ワーク、ショートピッチ Day3:本選課題検討ワーク、メンタリング Day4:最終プレゼン |
MONO-COTO INNOVATIONは、デザイン思考を学ぶ学生による創造力を競い合うコンテストです。
「中高生部門」と「大学生部門」の2つの部門に分かれて、創造力を競い合います。
このコンテストではコンテスト内でチームを組み、学習と実践を行います。
課題解決についてワークで学習した後、与えられたテーマについて解決策を立案します。審査団はその内容を、①ユニークさ、②確からしさの観点から審査し、本選チームを決定します。本選でも課題解決を行い、その成果物で競います。
受賞例 2021年第一位
テーマ「環」:ペットボトルゴミの問題を解決するモノ
チーム「槐 “and you”」
-武蔵高等学校 3年 石橋圭太
-桐朋中学校・高等学校 1年 稲田孟
-大妻中学高等学校 1年 入澤咲莉
-横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 3年 髙野真央
参照:中高生部門 https://www.mono-coto-innovation.com/chuukou/
まとめ
探究学習の成果を応募できる大会・コンテストを紹介しました。プレゼンテーションやレポートなど、様々な形で挑戦することができます。
大会ごとに審査の基準や部門の特徴があるため、生徒の強みが活きる大会を検討して参加してみてはいかがでしょうか。
【高校の探究担当の先生へ】
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現在、探究に関する無料相談会を開催中です。探究へのICT活用や外部連携にご興味ある方、お気軽にご連絡下さい。ご予約はこちら(2024年3月現在、問い合わせが急増しております。ご希望の方はお早めにご連絡ください)。
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【この記事の監修者】
田中 悠樹|株式会社Study Valley代表
東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。