探究レポートは、活動を時系列で並べるだけでは思考の過程が伝わりません。問い、方法、得られた事実、分析、考察、限界、次の課題をつなぎ、根拠に基づいて判断した過程を示すことが重要です。

書き始める前に材料を整理する

まず、活動記録から事実と感想を分け、使用した資料、インタビュー、観察、試行錯誤を一覧にします。そのうえで「結果から言えること」と「まだ言えないこと」を分けると、考察が感想文になるのを防げます。

プロセスを評価する

評価では完成した文章だけでなく、問いの更新、情報源の選択、仮説の修正、他者との協働、振り返りを確認します。ルーブリックは授業の前に共有し、生徒が自己評価に使える表現にします。

レポート・発表・評価の記事

大学入試へつなぐときの注意

総合型選抜では、成果の大きさだけでなく、本人が担った役割と学びを具体的に示します。学校での評価と入試向けの表現を混同せず、事実を誇張しないことも大切です。

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【この記事の監修者】

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。