探究学習

【レポート】湘南工科大学附属高等学校2年生(技術コース)三菱総合研究所の探究プロジェクトを通じ課題解決アイディアをプレゼン

三菱総合研究所の課題に取り組む湘南工科大学附属高等学校2年生技術コース(以下、湘南工科大学附属高校)で、探究学習の成果発表会を、2024年6月24日 (月) に行いました。

湘南工科大学附属高校は、2022年4月より始まった「探究学習(総合的な探究の時間)」を通じ、企業が抱える活きた課題に取り組んでいます。現在、2年生技術コース107名の生徒がリアルな課題に挑戦しています。

今回の発表会では、各クラスから選出された代表グループが、これまでの探究成果を発表しました。

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高校生と地元企業をつなぐTimeTactの企業プロジェクト

探究学習は、変化の激しい社会に対応できる、より良く課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にした学習で、2022年4月から高校で必修化されています。

①問題設定、②情報の収集、③分析、④まとめ・表現、というプロセスを繰り返すプロジェクト型の学習であることが大きな特徴です。

また、これまで文部科学省は、実社会や実生活の課題を取り上げ、教員以外のメンバーも参画した「チームとしての学校」を提唱してきました(【総合的な探究の時間編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説より )。

株式会社Study Valleyは 、探究学習という新しい授業の中で、高校生と企業をつなぎ、社会が一丸となって高校生の探究学習をサポートし、人材育成と新しい価値の創造を目指す取り組みを行っています。

湘南工科大学附属高校 探究活動概要

開催概要2024年6月24(月)
方法:対面
参加企業三菱総合研究所 
プロジェクト名「海の未来を切り開く!- 理想の無人運航船を設計しよう」
実施内容・生徒による企業課題解決アイディア発表
・ 企業からの講評
実施のねらい高校生と企業が直接結びつくことで、新たな価値創造を一緒に目指す 

生徒の様子

生徒たちは、4月から三菱総合研究所の企業プロジェクト「海の未来を切り開く!- 理想の無人運航船を設計しよう」に取り組みました。今回の発表会では、各クラスから選出された代表グループが、これまでの成果を発表しました。

「無人運航船」について、生徒たちのアイディアは多様性に富み、見ごたえのある発表をしてくれました。例えば、海洋汚染の課題解決に向けた「無人のごみ収集船」、海運業の人手不足解消に向けた「AIを搭載し航路を確定して漁業を行う漁獲船」、「領海侵犯から日本の安全を守る無人巡視船」など、たくさんのアイディアが提示されました。今までの取り組みと自分たちの提案に自信を持ち、素晴らしい発表を見せてくれました。

参加企業の様子

ご参加いただいた三菱総合研究所の武藤さんには、各グループの発表が終わるごとに、フィードバックをしていただきました。フィードバックでは、それぞれのアイディアに対して、アイディアへの期待感、実現時にもたらされる経済や社会の安定、安全保障への付加価値について等、ご指摘くださいました。

武藤さんからは、生徒がプロジェクトに取り組む意義までしっかりと捉え、その上でアイディアを発案していることに感心しておりました。
最後の全体講評では、この無人運航船のプロジェクトは、「様々な業種の人々がチームになり、それぞれの知見を集めて取り組んでいること」、故に「いろいろな角度からこのプロジェクトに関わりを持てること」をご紹介いただきました。更に、この取り組みをきっかけに、これからもこのプロジェクトに興味を持ち続けてほしいとお話をしてくださいました。

生徒の感想:企業からのフィードバックを受けて

  • プロの目線から感想をいただけて、課題点などを見つけられてよかったです。
  • 実際に働いている方の無人運航船プロジェクトに対する知識や情熱を間近で感じさせてもらいました。
  • フィードバックをもらって、足らない点を理解することができました。いただいたフィードバックをもとに自分なりに最後まで考えたいと思います。

株式会社Study Valleyは、今後も企業と高校生をつなぐ探究学習を進めていきます。

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【この記事の監修者】

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。