ひなた探究/宮崎

【レポート】宮崎県立小林高等学校1年生、ひなた探究プロジェクトを通じ地元企業の課題解決アイディアをプレゼン

地元宮崎県の企業が抱える活きた課題を解決する探究学習を行っている宮崎県立小林高等学校(宮崎県小林市、以下、小林高校)は、2024年6月19日 (水) 、県内6企業とともに、第6回目の授業(全6回)で、探究学習成果発表会を行いました。
小林高校は2022年4月より始まった「探究学習(総合的な探究の時間)」を通じ、宮崎県の企業が抱える活きた課題に取り組み、新たな魅力創生につながるオリジナルプラン作成を目指す、地域探究を行っています。現在、高校1年生118名30グループが6企業のリアルな課題に挑戦しています。

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宮崎県内の高校生と地元企業をつなぐ「ひなた探究」

探究学習は、変化の激しい社会に対応できる、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にした学習で、①問題設定、②情報の収集、③分析、④まとめ・表現、というプロセスを繰り返すプロジェクト型の学習です。2022年4月から高校で必修化されています。

また、これまで文部科学省は、地域の学習環境を活用し、実社会や実生活の課題を取り上げ、教員以外のメンバーも参画した「チームとしての学校」を提唱してきました(【総合的な探究の時間編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説より )。

教育効果に加えて、教員の働き方改革の文脈でも注目を集めている学校の地域連携は、探究学習においても、重要とされています。

株式会社テレビ宮崎と株式会社Study Valley(以下 Study Valley)は 、2022年度からICT教材(TimeTact)で高校生の探究学習をサポートする「ひなた探究」を実施しています。探究学習という新しい授業の中で、宮崎県内の高校生と企業をつなぎ、地元の大人が一丸となって高校生の探究学習をサポートし、地域の人材育成と新しい価値の創造を目指す取り組みです。

小林高校 探究活動概要

開催概要2024年6月19日(水)
方法:対面
参加企業(五十音順)株式会社イートスタイル九州北清株式会社株式会社高嶺木材社会福祉法人ときわ会株式会社宮原機工有限会社山口鉄筋
実施内容・生徒による企業課題解決アイディア発表
・企業からの講評
実施のねらい地元の高校生と企業が直接結びつくことで、新たな地域価値創造を一緒に目指す

探究成果発表会の内容

4月から取り組むこの活動は全6回(本時は第6回)で行われました。
第1回では、自分の選んだ企業プロジェクトのレクチャーに取り組み、事前知識をインプットしました。第2回では取り組む企業の講演を聞きました。第3~4回では、同じ企業を選んだ生徒同士でグループを組み、アイディアを考案し、探究成果として紙にまとめました。第5回では、発表に向けての役割決めを行ないました。さらに、生徒同士で発表練習や相互にアドバイスをしあいながら、アイディアの微修正を行ないました。第6回(本時)で企業の方々に来ていただき、考案したアイディアを発表し、各企業の方々からのフィードバックをいただきました。

生徒が取り組んでいる探究テーマ

株式会社イートスタイル魅力ある店舗運営に必要なことって何?考えてみよう
九州北清株式会社日本の「ごみ問題」。九州北清だからできる地域共生の方法とは
株式会社高嶺木材地域と社員を大切にする優良企業の秘密に迫ろう!- 高嶺木材の経営戦略を学ぶ –
社会福祉法人ときわ会長く自分らしく生きるためにときわ会にできることとは
株式会社宮原機工オーダーメイド機械の可能性
有限会社山口鉄筋建築を支える鉄筋!もし自分が鉄筋業だったら、どんな建物の建築に携わりたい?

当日の様子を一部ご紹介します。

<参加企業様との打ち合わせの様子>

<生徒の発表の様子①>

<生徒の発表の様子②>

今後もStudy Valleyと株式会社テレビ宮崎は、ひなた探究を通じ、県内企業と高校生をつなぎ、探究学習を進めていきます。

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【この記事の監修者】

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。