インターンシップと聞いて、どのようなことを想像するでしょうか?「大学生になったら行うもの」「企業の採用活動の一環?」など、高校生にとっては少し遠い存在なのではないでしょうか?
興味があっても「参加への方法がわからない」「実際にどうやって探すの?」など不安も多くあるのではないでしょうか?
そこで本記事では「どのような流れなのか」「どうやって探すのか」「今までの事例は」など、高校生のインターンシップに対する疑問を一つ一つ解説していきます。
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高校生のインターンシップとは?
高校生におけるインターンシップは、一般的なインターンシップと同様に、高校に在籍しながら、対象企業内で行う就業体験プログラムのことです。
高校生はインターンシップのプログラムの中で学校での学びを深く受け入れ、企業は高校生のフレッシュな考えを経営に取り入れたり、企業の採用活動のために行っています。
教育的な視点では、キャリア教育の一環として多くの注目を集めています。
さらに、インターンシップは人材育成だけではなく、産学連携的な視点でも注目されており、大学生だけではなく、高校生のインターンシップも今後拡大することが予想されます。
そこで、インターンシップについて理解するために「大学生と高校生のインターンシップの違い」「アルバイトとの違い」について解説していきます。
高校生と大学生のインターンシップの違い
高校生と大学生のインターンシップのプログラムは基本的に同様の内容になっています。では、高校生と大学生の間にどのような違いがあるのでしょうか?
その違いは「実施期間」と「専門性」「報酬」があります。
実施期間の違い
インターンシップのような職業体験プログラムは、学校ではなく企業の敷地内、もしくはオンラインで行われます。そのため高校生は学校の授業外、部活動外の時間に参加する必要があります。そのため大学生と比べると時間に縛られており、参加できるプログラムも限られています。
専門性の違い
大学生と高校生では学習内容の専門性の高さが違います。さらに、受け入れ側企業は、もっと高い専門性を持っています。製造系の会社を例に考えてみましょう。会社は製品を作る際に、その分野の工業の専門知識を使って製品を作っています。また、製品を作るにあたっては、知識だけではなく、技術や経験も大切になります。大学生と比較し、高校生はそうした技術、経験や専門知識が学習期間を考慮すると少ないことが一般的です。企業の業務に携わるにあたって、知識、経験が多いほど体験できる業務が多くなります。従い、高校生は業務に参加できる範囲が限定される場合があります。
報酬
インターンシップの中には報酬が発生するもの(雇用の形態をとるもの)があります。長期のインターンシップで多く見られ、雇用が発生することで、企業に深く参加できることから無報酬のものと比べると内容が濃いものになります。しかし、高校生の場合、企業として雇用しにくいことや、学校からの制限などで参加できない場合が多いです。そのため高校生のインターンシップは基本的に無報酬のものが多いです。また、無報酬のインターンシップの方がお互いに調整が少なく、参加しやすい場合が多いです。
インターンシップとアルバイトの違い
インターンシップとアルバイトの違いは、指している内容にあります。インターンシップはプログラムであるのに対し、アルバイトは雇用の形態です。そのため、インターンシップで報酬が発生する場合に雇用の形態としてアルバイトが用いられることがあります。
注意!一般的なインターンシップ、アルバイトの採用目的
- インターンシップ
生徒や学生に業界や職務の経験を提供し、将来の雇用につながる可能性を探る目的で採用される - アルバイト
企業が短期間または一定期間の具体的な労働力を確保するために採用される
これらの違いを理解し、どのような形でインターンシップに参加したいかを念頭において、インターン先を探しましょう。
高校生インターンシップを探せるサイト3選
インターンシップを探す際に様々な方法があります。特にマッチングをおこなっているサイトではインターンシップを取りたいと考えている企業が募集をかけているので、サポートなどが充実していることが多く、安心してエントリーすることができるでしょう。
そこで、本記事では、特に高校生のインターンシップに特化して、高校生におすすめのインターンシップマッチングサイトを3つ紹介します。
高校生特化のインターンマッチングサイト『Atteme』
ATTEMEは他社と比べても珍しい、高校生に特化したインターンシップのマッチングサイトです。他のサイトと比べて高校生が参加できるかどうかを確認する必要がないのでスムーズにインターンシップを検索することができます。
さらに、「テーマ」「実施時期」「エリア」など高校生目線で、使いやすいソート機能があるのも特徴です。
インターンマッチングサイト『CareeTern』
CareeTernはインターンシップに特化したマッチングサイトです。インターンの掲載数が多く様々な業種や条件の中から探すことができるのが最大の利点です。
さらに、オンラインで参加できるインターンシップの掲載が多く、地域に関係なく探せることも利点の一つです。
注意点としては、対象が高校生以外にもあり、高校生でも参加できるインターンシップなのかを見分ける必要があります。
NPO、NGOに特化した『activo』
activoはNPO、NGOに特化した情報サイトです。その中でも、高校生に特化して参加可能なインターンシップの情報をまとめているページがあります(下記のURLから)。
NPO、NGOに特化していることでボランティアより深く社会問題に関わることができ、さらに企業よりも社会問題に目を向けられている団体が多いことも特徴です。
activoを使用する際の注意点として、無料で参加できるものから金額がかかるもの、逆に報酬が発生するものがあり、条件を見定める必要があります
高校生のインターンシップのメリットを解説
あまり馴染みのない高校生のインターンシップですが、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか?また、デメリットはあるのでしょうか?それぞれ詳しく解説していきます。
高校生のインターンシップ、5つのメリット
①キャリア選択に役立つ
インターンシップを通して、実際に様々な業界や職種で働く経験を得ることができます。この体験により、どのような仕事が自分に合っているか、または合っていないかの理解を深めることができます。
②働くことの意義がわかる
労働によって成果を出し、その成果が社会や他人の役に立つことを体験することで、仕事の重要性や職業倫理を実感することができるようになります。
③社会人としてのマナーを身につけることができる
インターンシップでは、社員と同様の行動が求められ、適切な振る舞いやコミュニケーションスキルが求められます。そのような環境では、ビジネスマナーや時間管理、チームワーク、といったスキルを身につけることができ、どのようなキャリアでも役立ちます。
④幅広いネットワークの構築
インターンシップ先では企業社員だけではなく、インターンシップに参加している生徒、大学生がいる場合があります。普段の学校では生まれない関係性で、将来的なキャリア選択や視野が広がる可能性があります。
⑤自己理解を深める
インターンシッププログラムの実践を通して、社会での自身の強み、弱みが見えてくることがあります。今まではテストの点数が指標になっていましたが、より実践的な自己判断の基準を得ることができます。
高校生のインターンシップが無為になるケース
高校生のインターンシップが必ずしも全て有意義に終わる訳ではなく、「活動あって学びなし」の状態に陥り、企業も高校生もお互い時間と労力の無駄使いをしてしまうケースも存在しています。
お互いに良いインターンシップをするという目的のもとプログラムに取り組み、充実感のある活動ができたとしても何も学びがなければインターンシップを開いた意味がありません。
ただ充実感があることが正解なのではなく、何を学ぶかが大切になります。
また、このようなすれ違いの原因としては企業と高校生のインターンシップの目的が違うことが背景となることが多いです。以下の背景を理解した上でインターンシップが無駄な時間にならないようにしましょう。
注意!企業と高校生のインターンシップの目的の違い
- 企業
生徒や学生に業界や職務の経験を提供し、将来の雇用につながる可能性を探る - 高校生
将来的なキャリア選択や職業観を身につけるための実践的な体験を得ること
高校生インターンシップ参加のプロセスを徹底解説!
様々な体験を得ることができるインターンシップですが、その幅広い選択肢が故にインターンシップの参加方法、プログラムの形態も様々です。
そこで本記事ではインターンシップのプロセスごとにポイントを徹底解説していきます。以下の表にそれぞれのポイントをまとめているので、詳細は各項目をチェックしてください。
プロセス | ポイント |
探し方 |
|
自己PR |
|
インターンシップ中 |
|
お礼状 |
|
高校生インターンシップ先の探し方
高校生がインターンシップを始める上で一番難易度が高いとされるのがインターンシップ先を探すことです。難易度が高いことに加え、インターンシップ学びを最大化させるためにも、どこでインターンシップを始めるかは極めて重要です。
そこで本記事では学びが最大化しやすい順番にその探し方を解説します。
①進路指導など、先生に相談する
まずは、インターンシップをしたい旨を進路指導の先生や担任の先生に伝えてみましょう。
高校生のインターンシップの目的は「将来的なキャリア選択や職業観を身につけるための実践的な体験を得ること」です。そのため学校と企業が協力してインターンシップを開くことができれば、学びを最大化することができます。
また、インターンシップをする上では日程の調整をする必要があります。その点学校の先生の指導のもと参加することで日程の調整もスムーズになるでしょう。
②気になる企業のページからインターンシップを探す
具体的に気になる業種や、企業が定まっている場合、その企業のホームページからインターンシップの募集がないか確認しましょう。この方法で探すと、自身の希望するキャリアで直接学ことができ、より学びが深くなるでしょう。
また、企業が高校生用にインターンプログラムを開発している場合、企業側の受け入れ体制が整っていることも魅力の一つです。
しかし、高校生のインターンシップを実施している企業はかなり少ないのが現状なので募集があればラッキー程度の認識が良いでしょう。
注意点としては、学校のスケジュールと合わせる必要があり、参加する場合は事前に先生と相談する必要があることです。
③インターンシップ募集サイトを活用する
インターンシップを探す際に、募集サイトを有効活用しましょう。
高校生のインターンシップを受け入れている企業は少ないですが、それらをまとめているサイトがあります。サイトでの検索の1番のメリットは、様々な企業を比較しながらインターンシップ先を探すことができることです。
また、サイトで直接申し込む以外にも、学校の先生とどのようなインターンシップがあるのか目を通すことにも活用できます。
注意点としては企業がサイトのフォーマットで募集をかけているため、インターンシップの内容の詳細がわからないことです。企業のホームページを確認し、どのような企業なのか、どのような内容なのかを確認しましょう。
さらに、②と同様に、学校のスケジュールと合わせる必要があり、参加する場合は事前に先生と相談する必要があることです。
高校生インターンシップ応募時の自己PRのポイント
インターンシップを申し込む際に必要な自己PR、履歴書ですが、一般的な自己PR文と基本は同じであるものの、インターンシップ特有のポイントもあります。
ポイント1:インターンシップの目的
自己PR文はその用途によって内容を変える必要があります。インターンシップの場合目的をそれぞれの目的を理解しておく必要があります。企業の最大の目的は将来の雇用創出です。そのため、インターンシップの採用は比較的通りやすい傾向にあります。
企業が自己PR文を要求する理由の多くは、企業側がどのようなプログラムを用意すればよいか参加者のニーズを調査するためです。そのため、どのような学びをしたいのか、意欲が伝わるような自己PRにしましょう。これは筆者の体験ですが、インターンシップのエントリーシートを書いたときに、「募集内容以外の業務もしてみたい」と希望したら、受け入れ企業側が意図を汲み取ってくれて、実際にその業務ができました。
注意!企業と高校生のインターンシップの目的の違い
- 企業
生徒や学生に業界や職務の経験を提供し、将来の雇用につながる可能性を探る - 高校生
将来的なキャリア選択や職業観を身につけるための実践的な体験を得ること
ポイント2:受け入れ企業の欲しい人材像を調べる
インターンシップに関わらず、企業が何か取り組みを行う際には、より効果が高い選択をしようとします。インターンシップにおいては、より将来的に企業に入り、成果を出してくれそうな高校生を取りたいと考えるでしょう。そのため、企業が欲しい人材と自分の強みがどれだけ重なっているかを考えて自己PR文を考えましょう。
例えば上図の生徒Aと生徒Bでは全体的な能力はBの方が高いものの、企業からみれば、求める人物像と重なる面積はAの方が高いので、Aを採用する可能性が高いです。
どれだけ能力が高い生徒でも、その業界に興味がなければインターンのプログラムを実施しても企業の目的である「将来の雇用」には繋がらないですよね。
よって、自己PR文を書く際に、企業が欲しい人材と自分の強みがどれだけ重なっているかを考えて書くようにしましょう。
高校生インターンシップへ臨む際に必要な姿勢・注意点
インターンシップ中は普段の学校生活とは打って変わって、全く違うルール、文化のもと活動を行います。そのため、学校生活とは違った注意点が多くあります。
そこで、インターンシップ中に気をつけておくべきポイントを5つ紹介します。
①学校の生徒ではなく企業の一員として行動する
インターンシップ中は一時的ではあるものの、その企業の一員です。そのため、企業の文化や規則を尊重し、企業の一員としての責任感を持って行動することが求められます。企業の目標達成にどう貢献できるかを意識し、チームの一部としてその期間を過ごすことが重要です。
また、企業外の人から見た際にはインターン生であってもその企業のメンバーに変わりありません。「高校生だから」ではなく、「企業のメンバーとして」の行動を心がけましょう。
②プログラムを受けている立場を自覚する
インターンシップでは、受け入れ先の企業が高校生の受け入れのために準備、サポートしています。インターンシップ先でお世話になる社員の方々には感謝の気持ちを忘れず、素直で謙虚な気持ちで接しましょう。
③あいさつ、服装、時間の厳守
社会人基礎とも言えるこれらの要素は、インターンシップ先での印象に直結します。特に、時間の厳守は信頼性の象徴とされており、遅刻や早退が頻繁になると不信感を抱かれる原因となります。
また、適切な服装や礼儀正しい振る舞いは、専門性や能力と同じくらい重要視されることが多いので、常に気をつけましょう。
④アドバイスを積極的に求め、受け入れる
インターンシップは学びの場であるため、社員の方々からフィードバックを求めることが成長につながります。また、得られたフィードバックを素直に受け入れ、改善しようとすることで、より専門的なスキルや社会人としての振る舞いを身につけることができるでしょう。
⑤自分から積極的に行動する
インターンシップ中は、指示されたことだけをするのではなく、自分からも積極的に業務を提案したり、新しい課題に挑戦する姿勢を見せましょう。自分から動くことで、より多くのことを学び、周囲からの信頼を得ることができます。
また、自主的に行動することは、将来重要なスキルであるため、インターンシッププログラム内外で身につける意識を持ちましょう。
インターンシップ先に伝わるお礼状の書き方
インターンシップ終了後にはお礼状を出すことが多くあります。一般的なお礼状の書き方と基本は同じであるものの、高校生のインターンシップでは何点か意識すべき内容があります
そこで本記事では高校生インターンシップ特有の意識すべき内容を解説していきます。書き方については下記の記事を参考にしてください。
参考記事:インターンシップ後のお礼状の書き方
ポイント1:感謝の気持ちを伝えよう
インターンシップ中は、普段業務で忙しい社員の方々が、高校生のために時間を割いてプログラムを作りサポートしています。感謝したいと感じたエピソードなど、具体的に感謝の気持ちを伝えることで、最後まで良い関係性を保ちインターンシップを修了することができます。
ポイント2:学びになったこと・成長できたことを伝えよう
インターンシップを通して得た学び・成長点は具体的に書きましょう。それらが具体的であることで、対応してくれた社員の方々の達成感につながります。
また、企業の担当者からみて、インターンシップは将来的な雇用につなげる目的があります。将来的な採用が見込める学生から見て、どのような点が魅力的なのか、自社を知る方法にもなり得るのです。
そのため、感謝の気持ちを最大限に表現するためにも学び・成長点を具体的に書きましょう。
高校生インターンシップの事例3選
ここまでの事項で、インターンシップへどのように参加すれば良いのか、また、注意点は何か理解できてきたのではないでしょうか?
しかし、まだ「実際、自分がインターンシップに参加しているイメージが湧かない」「なんとなくまだ恐怖心がある」といった悩みがある方もおられるかもしれません。
そこで、3つの過去のインターンシップ実践事例を紹介しますので、インターンシップのイメージをしましょう。
事例1(製造業):東海電工株式会社
引用元:https://tokaidenko.co.jp
東海電工株式会社は滋賀県に本社を置木、プラスチック熱成形、精密切削加工品、板加工品の製造を行う生産メーカーです。県内の工業高校の2年生3名を対象に3日間のインターンシップが開催されました。
目的
東海電工のインターンシップを通して地元の工業科の高校生が将来の実践経験を得ることにより、将来のキャリアを見つめるきっかけとなることが目的として行われました。また、高校2年生が実践経験を得ることで、学校の工業に関する授業への学習に目的意識を持つことができます。
最終的に東海電工の将来的な採用につなげる目的でインターンシップが行われました。
内容
1日目
東海電工の会社説明や工場見学、さらには5S、ものづくりの基礎など、企業による座学中心のプログラムになりました。学校で学ぶ座学と、実際に製造を行なっている企業の座学では視点や座学の活用の具体性が異なるため、参加生徒にとっては貴重な体験となりました。
2日目
座学で学んだことを活かし、現場に出て面取りやバリ取りの作業を行いました。作業では、高校生が予想を上回る成果を出し、東海電工にとっても、新人社員を想定し、その力量を図る良い機会となりました。
3日目
1から恐竜の模型を作ることを目標にCAD体験、NC体験を行いました。
3日間のプログラムを通して、双方に多くの学びがあり、特に参加した高校生にとっては「働く」ことの大変さや楽しさを学ぶきっかけとなりました
事例2(IT企業):株式会社トライエッティング
引用元:https://www.tryeting.jp/topics/9687/
株式会社トライエッティングは愛知県を本社に業務特化型AIの製品販売事業を行うIT企業です。今回のインターンシップでは県内から2名の生徒が参加し、3日間のプログラムを行いました。
内容
1日目
参加生徒のAIに関する知識やイメージをトライエッティング社員に伝え、それをもとにAIについて解説し、AIについての理解を深めました。
2日目
トライエッティングCTOから直接プログラミングについてのレクチャーを受け、HTMLを使用し、Webページの変更などを体験しました。
3日目
トライエッティング社員へのインタビューを行い、HTMLを使用し、3日間のまとめページを制作しました。
3日間のプログラムを通して、学校では習わないようなAI、プログラミングについて座学から体験まで幅広く学びを得ることができたインターンシップとなりました。
参加した生徒の感想(一部)
引用元:https://www.tryeting.jp/topics/9687/
事例3(行政):鎌倉市役所
引用元:https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/seisyo/intern2.html
インターンシップでは鎌倉市役所に市内の高校生が職員として参加し、高校生ならではの視点で市役所の業務を行いました。
目的
選挙権が18歳に引き下げられたことを背景に、次世代を担う青少年が積極的に地域や社会に参加することが求められ、具体的に鎌倉市政に高校生が参加するプログラムとしてインターンシップを開催しました。
内容
鎌倉市の2つの青少年会館への訪問を行い、「第3の居場所」としての活用ができないか、青少年課職員の方と検討を行いました。
検討した内容を踏まえ、「青少年問題協議会」に参加し、委員の方々と「第3の居場所づくり」について議論を行いました。
参加生徒の感想(一部)
- インターンシップを通して、自分でも市の制度や政策に対して影響力を持つことができることに自信を持つことができた
- 鎌倉市への理解が高まり、問題解決への筋道を立てることができた
- 自分のキャリアについて見つめ直すきっかけとなり、将来への期待も高まった
インターンシップでの学びを最大にするには?
インターンシップでの学びを最大化するには、何よりも自分自身の目標意識を明確に持つことが大切です。インターンシップを通して、専門的なスキルや社会人基礎力を身につけ、少しでも成長が実感できるようにしましょう。また、新しい人々との出会いや未知の業界に触れることは、視野を広げ、将来のキャリア選択の幅を広げることにつながります。この記事を活用し、インターンシップでの学びを最大のものにしていきましょう。
【高校の探究担当の先生へ】
当メディアを運営する私たちStudy Valleyは「社会とつながる探究学習」を合言葉に、全国の高等学校様へ、探究スペシャリストによる探究支援と、社会とつながるICTツール「高校向け探究学習サービス『TimeTact』」を提供しています。
現在、探究に関する無料相談会を開催中です。探究へのICT活用や外部連携にご興味ある方、お気軽にご連絡下さい。ご予約はこちら(2024年3月現在、問い合わせが急増しております。ご希望の方はお早めにご連絡ください)。
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【この記事の監修者】
田中 悠樹|株式会社Study Valley代表
東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。