株式会社Study Valley(以下、Study Valley)は、株式会社三菱総合研究所(以下、MRI)が運営する未来共創イニシアティブは、12月9日、イノベーションとビジネスで社会課題を解決するアイデアを競う「ICF Business Acceleration Program2022」の最終審査会にて、「三菱総研賞 未来パートナー賞」を受賞いたしました。
必修化によりマーケット拡大が見込まれる「探究学習」分野において、学校側と企業側の双方の課題を取り込み、重要な社会課題解決に挑戦している点を評価いただきました。
ICF Business Acceleration Program2022とは
引用「「ICF Business Acceleration Program2022」受賞者決定」(三菱総合研究所HPより)
MRIが運営する“未来共創イニシアティブ”(以下、ICF)は、多様なステークホルダーが参加するプラットフォームとして、オープンイノベーションの発想に基づく共創活動を通じて社会課題解決と社会実装に繋げ、より大きな(コレクティブな)インパクトを創り出すことを目指しています。
ICF Business Acceleration Programは、このICF活動の中核プログラムの一つ。過去7回の開催を通じ、延べ800件に上るビジネス提案の中から、社会課題解決に資する有望かつユニークなビジネスアイデアを取り上げ、表彰・支援してきました。
8回目となる今回は、応募総数147件の中から、書類審査とプレゼンテーション審査を経て、7チームを「ファイナリスト」に選出し、その後約1カ月にわたりMRI研究員によるメンタリングが実施されました。
「生きる力を育む!学校と社会を繋ぐ探究学習」
引用「「ICF Business Acceleration Program2022」受賞者決定」(三菱総合研究所HPより)
Study Valleyは、学校と社会を繋ぐ探究学習プラットフォーム「TimeTact」を使って探究学習の支援を行っております。
必修化によりマーケット拡大が見込まれる「探究学習」分野において、学校側と企業側の双方の課題を取り込み、重要な社会課題解決に挑戦している点を評価いただき、「三菱総研賞 未来パートナー賞」の受賞に至りました。
受賞内容
三菱総研賞 未来パートナー賞
審査の視点:MRIが描く事業戦略の実現に最も連携強化が期待される
提案タイトル: 生きる力を育む!学校と社会を繋ぐ探究学習
受賞理由: 「探求学習」の必修化でマーケット拡大が見込まれる分野。学校側と企業側の双方の課題を取り込み、重要な社会課題解決に挑戦。当社の社会実装パートナーとして期待
その他の主な受賞者
最優秀賞
審査の視点:ICFが提唱する未来社会像の実現に最も貢献し得る
提案者: 株式会社安斉管鉄
提案タイトル: Clean Water Mechanism 「きれいな水にインセンティブを」
受賞理由: 取り扱う社会問題の大きさと重要さ、解決のための独自の技術開発に注目。社会実装が実現した場合の社会インパクト(期待成果)の大きさも評価
三菱総研賞 未来デザイン賞
審査の視点:MRIが掲げる未来社会像の実現に将来的に貢献し得る
提案者: 株式会社ninpath
提案タイトル: 不妊治療の可視化とリファーによる、治療も仕事も諦めない
受賞理由: 少子化は日本をはじめ先進国の将来にわたる重要な社会課題。出生率が急速に低下する中、不妊治療促進は大きな社会インパクトをもたらす可能性が大きい。当社としても今後注目したい領域
ベストグロース賞
審査の視点:メンターによる評価=メンタリング成果が最も大きい
提案者: UPWARD株式会社
提案タイトル: 位置情報×CRMによる社会課題解決の可能性
受賞理由: 民間セクター実績を活かしたパブリックセクター向けSaaS領域の開拓に挑戦。メンタリングを通じ、防災分野から空き家問題、介護、道路メンテなど、対象分野を拡大
オーディエンス賞
審査の視点:当日視聴者による評価=プレゼンテーションが最も優れている
提案者: UNTRACKED株式会社
提案タイトル: AIによるパーソナライズド転倒予防訓練の自動提案アプリ
受賞理由: オンライン視聴者の投票で第1位
今後について
今後Study Valleyは、MRI様のご支援をいただきながら、ともに社会課題解決を目指し、2023年3月10日開催予定のDEMODAYにて、具体的な共創の取り組みの発表を目指します。