インタビュイー 井上 祐巳梨 様
株式会社 Barbara Pool 代表取締役 一般社団法人STEAM JAPAN 代表理事 2018年、地方創生×クリエイティブ人材育成プログラムをエリア拡大実施。2019年、(株)Barbara PoolにてSTEAM事業部を立ち上げ、WEBメディア「STEAM JAPAN」の編集長に就任。同時期に、経済産業省『「未来の教室」実証事業』に採択。一般社団法人STEAM JAPAN設立、代表理事に就任。新しい次世代STEAM教育事業を推進中。
松下 紗由美 様
2019年、経済産業省『「未来の教室」実証事業』採択。新しい次世代STEAM教育「教職員向け研修サービス」事業統括責任者。 今回のSTEAM事業部では、中心的な役割を担う。 筑波大学卒業後に三菱UFJ銀行にて法人営業に従事した後、2012年渡英。ロンドンの人材紹介会社を経て、多国籍なメンバーと共に、欧州を中心とした海外マーケティング、人材育成等を実施。人材育成経験及び英国のコミュニティスクール教員経験から、英国教育等の調査を行う。
STEAM教育を日本中に広める伝道師である株式会社Barbara Pool代表取締役および一般社団法人STEAM-JAPANの代表理事・井上祐巳梨さん、そして井上さんの姉でSTEAM事業部を牽引する松下紗由美さんにSTEAM教育についてインタビューさせていただきました。
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金融教育は学校現日本におけるSTEAM教育の先駆者として、STEAM教員研修などを数年前からやっている 場ではタブー視されてきた? 田中
STEAMライブラリーのコンテンツ(教材)を作ったきっかけや経緯を教えてください。
井上氏
株式会社Barbara Poolは企業や地域、行政との付き合いが多く、本質的な課題を抽出してクリエイティブな課題解決をしていくことをとにかくずっとやってきた会社です。地域創生部というのがメインにありまして、クリエイターの人材育成プログラムを各地域で行なってきた経緯があります。実際に「本質的な」課題解決をテーマに商品開発やマーケティングサポートや販路拡大支援や人材育成等、地域ならではのお仕事をさせていただいてきました。その活動の中で、地域の課題は地域のクリエイターが解決できるように、という形で地域の活動支援に特に注力してきました。さらには、クリエイターだけではなく、各地域の子ども達自身が自分たちの地域の課題を解決できる人材になっていかないと、これからの日本としても非常に厳しい局面になってくると考え、2019年にSTEAM事業部というのを立ち上げました。 そこではSTEAM教育に対する情報発信を中心に、STEAMコンテンツの開発等を行なっています。また、一般社団法人STEAM-JAPANという組織では、主に学芸大学の教授、S T E A M教育の専門家の皆様、にご参加いただきSTEAM教育を特に公教育にて普及する活動をしております。社団のほうは学校現場を、Barbara PoolのSTEAM事業部は広く一般向けというふうに分かれています。 Barbara PoolのSTEAM事業部では『STEAM JAPAN』というSTEAM教育情報に特化したWEBメディアとSNS、『STEAM JAPAN Magazine』いうマガジンを出しています。一般社団法人STEAM-JAPANのほうではSTEAM教員研修を行っています。 2019年の経済産業省の「未来の教室」に採択され、STEAM教員研修では東京学芸大学と共同開発を行い、色々な方々に参加していただきました。2020年からは、一般社団法人STEAM-JAPANでSTEAM教員研修を複数の地方自治体で展開を開始しています。そこで学びのSTEAM化を広めていくときに、具体的なコンテンツが欲しいという要望は本当にたくさん聞きました。STEAM教員研修の目標は、教員の方々が自分の中でSTEAM化した事業イメージを持って構築することができるようになるということです。今、研修として2時間コース、6時間コース、2日間コースという3つのパッケージが用意されています。 STEAMコンテンツを作ったきっかけは先生方からの要望だったので、現場の声としてみなさんが必要としていることをタイムリーにご提供できたらという思いで制作してきました。STEAMの概念を教えるだけでなく「これを授業で使ってくださいね」と具体的に渡せるコンテンツがあれば理想的だと考えて、STEAMライブラリーのコンテンツ制作に携わることになりました。
田中
実際にSTEAMの教員研修で現場の声が色々と集まる中で、コンテンツが必要になったということですね。コンテンツ以外に何か要望はありましたか?
井上氏
たくさんありましたね。教員研修の研修をやっている時間も無いほどに(みなさまご存知の通り)先生方は大変お忙しい。今後外部の人材を直接繋ぐなど、先生方に負担をかけない形で進めていくことを考えないといけないですね。コンテンツを「はいどうぞ」と渡して終わりではなく、もっと根本的な課題があると考えています。
アメリカの次世代科学スタンダード(NGSS)とSTEAM教育を掛け合わせた教育コンテンツ 松下氏
今回のSTEAMライブラリー向けのコンテンツの大きなテーマとして「水に関する課題解決」を取りあげています。 我々のコンテンツでは、我が国の水の専門家をはじめ、JAXA教育センター、科学系NPO法人、水関連企業、学校教員、科学館担当者など、様々な専門家の方々が一緒に進めていますので専門的な見地が織り込まれているのが特徴ですね。STEAMの学びは、先生が主導して教えるというよりも、その世界の専門家の方々や、現場の方々の本物の課題を、学ぶものですから、その点は重要視しています。また様々な専門家の方と異なる視点で水を捉えることで「多角的・多面的な視点」というところを最も大切にしてコンテンツ制作を進めています。 我々の目標は、「生徒さん達が自分たちで問いを立て、考え、行動すること」ですから、必須のコマだけでなく、個人やチームの興味関心に合わせた選択のコマを設けることで、自分が興味あることに関して主体的な探究を生み出す設計をしています。 コンテンツでは、「水の起源」といった壮大なテーマに触れてもらったり、自分たちで水に関する課題解決をできる考え方をもってもらうためのデザイン思考を体験するワークショップが用意されています。 一人ひとりのテーマを実行することもあれば、チームで実行することあると思います。自分の選択したコマじゃなくても、他の人が発表したコマでも興味を持てるような仕組みが工夫されています。また、アメリカの次世代科学スタンダード=NGSSのフレームワークをリンクさせていることも特徴ですね。
STEAM教育について語る井上氏 SDGsの課題の中でも「水」は重要な位置を占める 田中
素晴らしいですね。ところでなぜテーマは「水」になったのでしょうか?
井上氏
水ってあまりにも身近すぎて当たり前のことだと思いがちですが、水が無いと間違いなく生きられないんです。これから世界が水不足に直面するのではないかと言われていますが、「水不足になるかも」と考えながら生きている方は少なくとも日本にはほとんどいません。私たちが、今回の水のテーマで志すのは、まさにここの日本とそれ以外にある水に対する大きなギャップがあります。水のテーマは我々にとってはかなり重要なテーマだと思っています。「本質的な」課題解決というのを大事にしているので、水はすごく重要なトピックじゃないかなと思います。
田中
SDGsの課題の中でも水は重要だということですか?
井上氏
すごく重要だと思います。子どものうちからそれについて考えてもらい、自分の中で答えを持っておいてもらうことは大事だと考えています。一方で我々は水専門の会社ではなくSTEAMを軸として事業を行っている会社ですから、今回はSTEAM×水というトピックではありますが、様々なテーマでの展開を想定しています。本質的な目標は、球体のように多面的に学んでいく方法を身につけさせることです。
田中
水に興味を持ちやすいような最初の問いや課題を先生が投げかけるとしたらどんなものがありますか?
井上氏
例えば「地球からも見える月面クレーターで水を発見!」という分かりやすいキーワードから始めていくコンテンツも制作しています。他にも、子ども達が自分に身近な世界から入っていけるようにしています。もちろん宇宙というテーマも子ども達が好きなテーマではありますが。水と関連するものの中で子ども達が「知りたい」と思うようなテーマを扱い、いかにワクワクさせるかは大事だと考えていますね。ペットボトルのミネラルウォーター1つ取っても、流通コストを含めると水道水と比べてものすごく高価であることなどの事例を取りあげています。それらを知ったあとにペットボトルの水を飲むと、これまでとは考え方が大きく変わります。
松下氏
軟水と硬水、美味しさなどもテーマにしていて、それは今どきの子どもも興味のあるところかなと思います。指導案の中に、問いの例や発展的な問いの例を入れさせて頂いておりますので、目の前にいる生徒の状況に合わせてご参照頂ければと思います。
井上氏
今地球上では、6秒ごとにサッカーコート一面分の熱帯雨林が消失しているのですが、そういった水にまつわる課題について考えてもらいます。熱帯雨林がなくなってきていると聞いてもいまいち想像できないですが、「サッカーコート一面分」といえば日本の子どもでも想像できると思うんですよね。こういった想像しやすさを工夫したトリガーが散りばめられています。子ども達がただ知識を知るというインプットするだけでなく、さらに自分自身がアイデア思考を使って「創る」というアウトプットのサイクルまで持っていけるように構成しているプログラムです。
複雑化している時代だから、先生は分からなくて当然ということを分かってもらうことが大事 田中
今までSTEAMの教員研修をしているなかで先生方が忙しいという課題があったと思うのですが、どういったポイントで先生の手間が省かれているかお聞かせ願えますか?
松下氏
「総合的な探求の時間」の中で利用して頂くことを想定しています。(各教科の中で学んで頂くことも勿論可能です)また、必須のコマだけでなく、選択のコマもありますので、生徒の興味関心や学校の授業スケジュールによって自由に使用して頂ければと思います。弊社の制作している動画は、学校の先生だけでなく生徒に直接見て頂ける様に動画を制作しておりますので、授業を準備する手間は少し削減できるのではないかと考えています。
井上氏
生徒に一人一台PCを配ったわけですから(注:中にはまだ端末届いていない地域もあるとは思いますが)、今度は活用をしていくフェーズに入ったと思うんです。端末の配布をされたあと「これからどうしたらいいですか?」と困っている先生が多いんです。 ICTは画面上で子どもも先生も一緒になって学べるためのツールとして最適です。専門家が何かをレクチャーをしたときに先生が学んで、そのあとに生徒に伝えるのではなく、PCの画面を一緒に観ながら先生も生徒も一緒に考えていく。先生は分からなければ分からなくていいんですよ。先生も一緒になって学ぶ姿勢を見せるだけで問題ないです。 ありがちなのは、先生があらかじめ動画を観て理解して生徒に伝えようとするということですが、我々の講座ではそうではなく先生と生徒が一緒に動画を見ながら学んで、先生は学んだことを違う授業で活かすということが目標となっています。従来の教育だと先生が教えるスタイルなので、動画も先生が先に観てから生徒に伝えていくと思われがちですが、今回はその思いをこらえていただきたいです。 各専門家が教材コンテンツで教えてくれるので、先生はあらかじめ理解しておく必要がないんです。先生が感じたことがあれば付け足す程度ですね。とはいえファシリテートの力は非常に重要ですので、外部の能力と先生の能力がミックスされた非常に良い授業になると思います。ぜひ、こういった授業にチャレンジしていただけたらと思っています。
松下氏
STEAM教員研修でも「わからないことがあっても良い」等をお伝えしています。社会は複雑化している中で、最先端技術の話など、わからないことは当然あると思います。分からないことがあるのは当然であり、わからないことを、コラボレーションやチームで協力し合って進めていくということを認識していただくことも大切だと思っています。
井上氏
「知は人類の財産である」とつくづく思うのですが、コンピューターなどのICTの技術は人類みんなが共通に持っているツールですから、ICTを頼るというより、「適切な活用をする」という時代に入ったことを認識していただければと思いますね。 教育の専門外の人が聞いたら「先生が分からなくて良いとはどういうことだ」となるので「こういう時代になっているからこうなんですよ」と時代背景から説明すればみなさんにも納得していただけます。今、誰でも手に持っているスマホで検索して、わからないことは調べますよね。教育現場だけ特別なのではなく、普通にやっていることを、教育の現場でも行なっていき、空いた時間でさらなるSTEAM的な学びへ移行できるのではと思っています。
子どもの頃に「どこの学校に進学するか」を企画書にまとめておばあちゃんに提出するような家庭だった 田中
2019年からSTEAM事業を続けられていると思うのですが、僕が小学校の頃は総合学習の時間は一応ありました。「修学旅行で京都に行ったから京都について調べましょう」というようなレベルで誰も興味はありませんでしたが。もし子どもの頃にインターネットにつながった端末を渡されて先生がSTEAMライブラリーのようなプロジェクト型学習をしていて、子どもの頃に探究的なスキルを身についていたとしたら、ご自身の人生はどう変わっていたと思いますか?
井上氏
私は子どもの頃からSTEAM教育があれば探究の幅が広がったかもしれないですね。色々な例だとか、色々な専門家の話を聞いていたら、もしかしたら幅が広がってその中からどう選択するかによって人生が変わったかもしれないです。 子ども達に探究の「幅」を与える、探究の「タネ」が色々な場所に埋まっていると気付かせる仕掛けが多ければ多いほど、ここが自分の興味ポイントだ!とワクワクするタネが見つけやすいと思うんです。だから今の時代の子ども達がうらやましいですね。我々が子どもの頃の教育とは異なる授業を、これからの子どもたちは受けると思うとうらやましい反面、自分が「こんな授業受けたかったなー!」と素直に思えるようなコンテンツや仕掛けをこれから自分たちはできたらと思っています。 この間も、大分県さんで県内19校・合計150名の高校生たちにこの我々のSTEAMコンテンツの実証を行いました。まさに、「これ自分自身が受けたかった・・・」って心から思えたので、方向性に間違いはないなと感じましたね。常に時代は変化していますので、次の世代に合う最適解を探していきながら、教育もアップデートを繰り返していく感じになっていくのだと思いますし、とにかく学びが楽しい!と思える子が増えていくといいなと本当に思っています。
田中
僕は社会に出るまではぐうたらな大学生で探究的な学びに気付くことはできなかったのですが、いつ頃そうした学習の重要性に気付かれましたか?
井上氏
私の場合は特殊かもしれないですが、私は芸術系の大学で企画制作というプロデューサーを養成する学びをしていたんです。プロデューサーコースの授業内容は「実社会でどのように課題解決していくか」を実際にやるというものばかりだったんですよ。予算を自分で立ててチーム編成をし、協賛企業200社くらいにアポを取り、自分で企画を立ててやってみるなど、課題を抽出しその解決方法を見出し、頭の中に描いたアイデアをどう具現化して進めていくかという非常に実践的な授業の繰り返しだったんです。 私の場合は大学でそういう体験をできたので「なるほど、学びと実社会はつながっているんだ」と気付くことができましたね。「商店街をどう活性化するか?」というテーマだったら商店街の方々と本当にミーティングして「どういう策を立てましょうか?」と予算を立てて実際のプロモーションまで行っていたんです。なので、今会社で行なっている地域創生の事業もまさにその延長ですよね。学生時代からやっているので、不思議な感覚です。実社会と教育がリンクする授業がすごく重要だなと身を持って知りましたね。
井上氏
そうですね。企画制作には元々は興味があったので入学したわけですが、実社会とリンクする重要性はそこで気付きましたね。プロデューサー的な視点というのは、プロデューサーだけでなくみんなが必要な視点だなと感じています。もちろんみんながプロデューサーになる必要はありません。ただ、大枠を理解したり、ビジョンを描いたりした上で、各持ち場で(得意な箇所を)役割分担していく。そういう学びを若い子ども達にどんどん伝えられたら良いなと思っていますね。
田中
「STEAM教育をやればみんなよくやるよ」では伝わらないですからね。こういうパーソナルなエピソードは貴重だと思います。
先生方は時間が無いので多機能よりもシンプルなものを求めている 田中
今現在STEAMライブラリーは動画とPDFでコンテンツを提供しているわけですが、これから先、コンテンツで先生方を助ける上で必要な機能の要望などはありますか?
井上氏
逆にごちゃごちゃせずシンプルなほうが良いと思いますね。先生方は、ただでさえ詰め込み授業みたいに新しい物事を覚えさせられて押しつぶされそうで、非常に大変な局面にいらっしゃると思います。「これをこう使ってくださいね」というシンプルなガイドで使えることが重要だと思います。動画とPDFというシンプルさで問題ない気がしますよ。多機能だから良いということじゃなく、先生方もよく分からず閉じちゃうともったいないです。まずはベーシックに使っていただくことが大事ですね。「このボタンを押すだけで良いんですよ」というもので良いと思います。特に今年の春に出るのはプロトタイプですからそこから先は先生方の要望で付け足していけば良いと思います。
田中
今すでに挙がっている要望では、先生が実際に教材を使って授業をしてみた動画をSTEAMライブラリーにアップロードできると「他の先生はこんなふうに授業やっているんだ」と思えるかなというものがあります。
井上氏
「こういうふうに授業やってみたシリーズ」については、非常に良いと思います!先生のほうから率先して盛り上がっていけたら理想的ですね。さらにそれを情報交換できたり、など。いいですね。
田中
はい、私もそう思います!今回は貴重なご意見をお聞かせいただきありがとうございました。
左から井上氏、姉の松下氏(オンライン参加)、田中
田中悠樹 (インタビュワー) STEAMライブラリーのシステム構築事業者である株式会社 StudyValley代表取締役 2011年にゴールドマンサックス証券テクノロジー部に新卒入社。株式会社リクルートホールディングスでは海外のVCを担当。2020年に株式会社StudyValleyを設立。オンライン学習サービス「アンカー」や業務・学習支援ソフト「TimeTact」の開発や運営を行う。創業1年目でSTEAMライブラリーのシステム構築事業を受託。
STEAMライブラリーとは 経済産業省「未来の教室」が運営する、STEAM教育を通じてSDGsに掲げられる社会課題の解決手法を学べるオンライン図書館
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【高校の探究担当の先生へ】 当メディアを運営する私たちStudy Valleyは「社会とつながる探究学習」を合言葉に、全国の高等学校様へ、探究スペシャリストによる探究支援と、社会とつながるICTツール「高校向け探究学習サービス『TimeTact』 」を提供しています。
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【企業のCSR広報ご担当者様へ】 CSR広報活動の強い味方! 探究教育を通して、学校と繋がるさまざまなメリットを提供しています。
まずはお気軽に「教育CSRサービスページ 」より資料をダウンロードください。 また無料相談 も可能です。些細なご相談やご質問、お見積りなど、お気軽にご相談ください。
【この記事の監修者】
田中 悠樹|株式会社Study Valley代表
東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。 2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。 2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。